ふだんの姿勢で胸郭出口症候群を改善できる
胸郭出口症候群の症状が比較的軽い人は、ふだんの姿勢に気を付けるだけで改善することが出来ます。
立っている時や座っている時はまっすぐ首をのばし、前方を見る姿勢を保ち、背筋を伸ばし、肩を腕に上げて前方に少し突き出した状態(少しだけ肩をすくめた姿勢)を意識しましょう。
これが胸郭出口を広げる姿勢です。
このとき、鎖骨の上に深いくぼみができているようにしましょう。
なで肩やまる肩の人は、仕事でもなるべく肩を上げないですむように道具の改良や座り方立ち方の工夫が必要です。
ときどきは意識的に背筋を伸ばして肩をすくめる姿勢をとりましょう。
痛みやしびれが出始めたら、痛みの出た姿勢をいったんやめましょう。
胸郭出口症候群の症状が軽いうちに小休止をとるのが重要です。