小学校高学年から中学校にかけてのスポーツ少年の膝のお皿の下の骨（脛骨粗面といいます）が徐々に出てきて、痛みを生じてくるものをオスグッド病といいます。

スポーツで、特に飛んだり、跳ねたり、屈伸したり、ボールを蹴ったりの動作の繰り返しで起こりやすいとされていて、バスケ・バレー・サッカーをやっている子がなりやすいです。

原因は、大腿（太もも）の前の筋肉（大腿四頭筋）が（お皿を介して）つながる脛骨の付着部の骨端軟骨の剥離です。

この時期は急激に骨が軟骨から成長する時期で、膝を伸ばす力の繰り返しにより、この成長軟骨部が剥離するために生じます。

成長期におこる痛みですが、成長痛とは異なるものとなります。

オスグッドの原因は大腿四頭筋の緊張によるものなので、スポーツは控えてその緊張を取り除くことです。

対症療法として、膝下の炎症による痛みにはアイスマッサージをお勧めします。

やり方は、患部に直接氷をあててクルクル回しながら10～15分くらい冷やします。

その際、患部のみを冷やし、大腿四頭筋や身体全体は冷やさないようにします。

ふれあい整骨院では、やさしく痛みのない施術で、骨盤や背骨の歪みをミリ単位で整え、「短時間」で身体の変化を実感できる施術を行っています。