病院でレントゲンを撮って「正常よりも首がまっすぐになってしまっているから今の首の痛みや肩こりなどの症状が出ている」と説明をうけた人も多いのではないでしょうか？

人の頸椎は正常では３０°～４０°程度前弯しているのですが、ストレートネックの人はこの角度が減少し、頸椎がまっすぐになってしまっています。

でも、これと言って明確な治療法があるわけでもなく、ひどいところではシップを出されて終わりだったり、首を牽引したり、マッサージをしたり、筋肉の緊張を弛める薬を出されたりといった感じでなかなか根本的な改善には繋がっていないのではないのでしょうか？

ほとんどのストレートネックは姿勢に関係していて、「猫背」になると首が前に出てしまい首の前弯が失われてしまいます。

つまり長時間のデスクワークやうつむき姿勢により首の生理的湾曲が無くなってストレートネックになってしまうのです。

また、交通事故によるムチウチで首の前湾が減少しておこる事も多いです。

実は、ストレートネックは首だけの問題では無いのです。

背骨や骨盤の歪みが発生している人は身体全体のバランスが変わってきます。

その結果、背骨全体の弯曲に影響を及ぼし首の生理的な前腕が失われストレートネックへと変形していきます。

ストレートネックを改善するには、先ずは背骨や骨盤の歪みを整えることが重要です！

 例えば、地震や何かの原因で家の土台（骨盤）が歪むとその上にある柱（背骨）が傾き、屋根（肩）まで傾いてしまいます。

それと同じ状態が身体にも起こってしまうのです。

背骨や骨盤を矯正することで全身の骨格や筋肉のバランスが整い、首の生理的湾曲が作られストレートネックも改善してくるのです。