足指のつけ根部分に感じるしびれや疼痛(とうつう)の原因は、モートン病である
足指の中指(第3趾)と薬指(第4趾)のつけ根にあたる部分を中心に、しびれや疼痛、しこりが感じられる症状をモートン病、あるいはモートン神経腫といいます。
モートン病は、長時間屈むような動作を伴う仕事をしている方や、かかとの高いハイヒールを好んで履く女性に多く見られる症状です。
他にも、足に合わない靴を長期間履き続ける、外反母趾が原因となって発症するといったケースがあります。
痛みやしびれを取り除くためには、早期発見と対処が必要
身体の歪みや不調は、発見と対処を早い段階で行うことで、回復までの時間が短縮されます。
モートン病は、足の骨に沿って伸びている外側足底神経と内側足底神経のいずれかが圧迫され、炎症を起こすことで発症する病気です。
靴を脱いでから時間が経過しても、足裏全体に痛みがある、しびれるといった症状がある場合は、モートン病の初期症状の可能性があります。
原因は神経の炎症ですから、まずはアイシングで冷やすことをお勧めします。
保冷剤ではなく、氷をタオルで包み、患部に押し当てる方法が最適です。
痛みやしびれが治まってきたら、足のアーチを整えるようなストレッチやマッサージを行いましょう。
当院は、モートン病に対して柔道整復を用いた治療を行います
モートン病に関しては、未だ原因の特定に至っていないといわれています。
しかしながら、行うべき施術や治療、対処法がないわけではありません。
モートン病は、筋肉の委縮により骨と骨の間隔が狭くなり、結果、神経を圧迫して炎症を起こすものです。
ご自身の足にあった靴を選ぶ、ヒールの低い靴を履くなどして、症状の進行を遅らせることも大切です。
久留米のふれあい整骨院では、痛みの原因の箇所を特定し、適切な施術によって症状を改善できるよう努めています。