その膝の痛み、「ランナー膝」かも
手軽に始められるスポーツとして、人気のジョギング・ランニング。
手軽とはいえ、ずっと身体を動かしていなかったのに急に走り始めた時、熱中して本格的にたくさんの距離を走り込んだ時など、膝に違和感や痛みを感じた経験を持つ人は多いようです。
その違和感や痛みが膝の外側ならば「ランナー膝」である可能性が高いです。
「ランナー膝」とは?
ランナー膝は、正式には腸脛靭帯炎といいます。
腸脛靭帯は太ももの外側にある靭帯で、膝を曲げた時は後方に、伸ばした時は前方にスライドするような動きをしています。
この腸脛靭帯は上方の骨盤部分で前方は大腿筋膜張筋、後方は大臀筋とつながっています。
これらの筋肉が固くなると靭帯の動きが悪くなり、骨とこすれやすくなります。
こすれることで炎症が起こり、違和感や痛みが生じるのです。
症状としては、
ヒザのお皿といわれる部分の斜め上、外側に痛みが出ます。
太ももの外側全体に痛みが出ることもあります。
初期ならば、ランニング後に痛みや違和感が出ますが、悪化してくるとランニング時に痛みが出たり、歩行時や階段昇降時にも痛みが出るなど日常生活にも影響してきます。
「ランナー膝」かな?と思ったら
何事もそうですが、早期の対応が大切です。
違和感や痛みが出た時には無理をしない事。
膝に痛みが出た時にはアイシングをして患部を冷やしてください。
目安としては15~20分。
冷やしすぎもよくないので、20分以上、冷やさないようにしましょう。
アイシングしても痛みが引かなかったり、走る度に違和感や痛みが出るようならば、ぜひ久留米のふれあい整骨院にご相談ください。
ランナー膝の原因は、走り過ぎのオーバーユースであることが多いのですが、筋肉の付き方や骨格、走る環境に原因があることもあります。
福岡唯一の痛みを伴わない施術で取り除いていくと共に、それらの原因も改善していきましょう。
症状改善・予防のために、ご自宅で出来るストレッチや筋トレについてもアドバイスさせていただきます。