ぎっくり背中とは？ 生活にひそむ「ぎっくり」要因
突然にグキッと強い痛みがはしった瞬間、背中がつった感じになったり、背中の痛みがひどくて動けなくなったりしたことはありませんか？
それは「ぎっくり背中」です。
「ぎっくり腰」という言葉はよく耳にすると思うのですが、他にも、「ぎっくり首」「ぎっくり肩甲骨」など不意に急激な痛みに襲われます。
「ぎっくり背中」は腰から肩甲骨の辺りまでの比較的広い範囲に起こる症状です。
ぎっくり背中の症状
「背中の筋肉がひきつる」
「息をするたびに痛みを感じる」
「腫れた感じでジンジンする」
「力が抜けた脱力感」
痛み方も人それぞれですが、右や左側だけが痛い場合、そして腕や首などつながっている箇所まで広範囲に痛みを感じることもあるでしょう。
背中の痛みによって全く動けなくなる人もいます。
なまじ動けても、のしかかるような重さや痛み、息苦しさを感じながら生活を送ることになります。1日も早く背中の痛みから逃れたいものです。
ぎっくり背中の原因は筋肉の衰え？
日頃から、背中の筋肉に疲労がたまっていたり、姿勢の崩れから背中の筋肉のバランスが乱れて左右差があったり、筋力自体が弱っていたりすると、負荷に耐え切れずにぎっくり背中になることがあります。
ぎっくり腰と同様に、重い荷物等を持ち上げようとした時にぎっくり背中になるケースが多いようです。
日頃運動不足で筋力などが弱まっている時、急激な運動や不意な動きによって柔軟性を失った筋繊維が切れてしまうこともしばしば。
加齢による筋力の衰えや、くしゃみや咳で痛めてしまうこともあります。
また、寝違えもぎっくり背中の原因のひとつになりえます。
応急処置と確実な治療
一度なってしまうと、慢性化することもあります。
再びぎっくり背中にならないためにも、正しい処置と確実な治療が望まれます。
まず、ぎっくり背中になった場合の応急処置としては、「RICE処置」が適切です。
Rest（安静）：安静
Ice（アイス）：炎症や腫れを鎮めるためのアイシング
Compression（圧迫）：腫れすぎないように弾性包帯やテーピングで適度に抑える
Elevation（挙上）：腫れを抑えるために、心臓よりも高い位置に患部を挙上する
背中は自分では見づらく手が届きにくい部位。
再発防止のためにも専門的な診たてが必要です。
久留米のふれあい整骨院で原因を明らかにし、根本から改善しましょう。
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