病気が原因の頭痛

神経痛による頭痛は案外多くみられます。

神経痛とは、脳神経や末梢神経が支配する一定の領域に起こる痛みをいいます。

三叉神経痛

片側の頬や口の周囲にズキッとする鋭い痛みがくり返し起こる場合は三叉神経痛を疑ってみる必要があります。

神経痛は痛む部位がはっきりしているのが特徴です。

洗顔、髭剃り、歯みがき、口をあけるなどの動作で痛みが誘発されます。

後頭神経痛

耳の後ろや後頭部にズキッとした鋭い痛みがくり返しはしる場合は、後頭神経痛の可能性があります。

神経の通り道を指でおさえると、キリキリと首の付け根から突き上げられるような痛みを感じます。

髪をとかすといやな痛みを感じることもあります。

帯状疱疹

帯状疱疹が後頭神経や三叉神経の領域にできると、神経痛と同じような痛みが起こります。

痛みが起こって数日してから皮膚を見ると水疱ができていることから、帯状疱疹が原因とわかります。

帯状疱疹の場合は、水疱が治った後も痛みだけが残る(帯状疱疹後神経痛)ことがあるので、水疱に気づいた時点で早めに皮膚科の治療を受けることが大切です。

 

低髄液圧性頭痛

座ったり、立ったりすると頭が痛くて、横になると楽になる。

そんな場合に疑われるのが、低髄液圧性頭痛です。

脳内は脳を保護するための液体(髄液)に満たされています。

この髄液が何らかの原因で減少すると、脳が下方に引っ張られるようになります。

その結果、脳を支える組織が刺激されるようになって痛みが生じます。

めまいや耳鳴り、疲れやすいなど不定愁訴のような症状をともなうのも特徴です。