頭痛をおこす病気

頭痛もちの人もそうでない人も、次のような頭痛が起こった時は要注意です。

 

脳の病気が原因となっている可能性があります。

「ある日突然、今まで経験したことがない激しい頭痛に見舞われた」

 

「今までとは様子が違う頭痛が起こり、徐々にひどくなる」

 

「頭痛以外に、吐き気や嘔吐、高熱、手足の麻痺、意識障害などの症状をともなう」

 

このような場合は、命にかかわることもあるので、ただちに医療機関を受診してください。

 

こうした頭痛の原因としては、くも膜下出血、脳出血、髄膜炎、慢性硬膜下血腫などが疑われます。

くも膜下出血

何日の何時何分とわかるくらいはっきりと、バットで殴られたような激痛が突然起こります

 

すぐに救急車を呼び、脳神経外科医のもとに駆けつけましょう。

 

痛みの発生から1時間くらいの間に起こる変化が病状を左右しますから、「もう少し様子を…」などと考えるのは禁物です。

 

脳腫瘍

頭全体あるいは一部に鈍い痛みや頭重感があり

「ものが二重に見える」

「まっすぐに歩けない」

「手足に力が入らない」

「言葉が出てこない」

などの症状があるときは、脳腫瘍が疑われます。

頭痛

髄膜炎

頭がガンガン痛み、38℃以上の高熱がある場は、髄膜炎の可能性があります。

 

とくに、うなじがこちこちに硬くなっていたり、まぶしさを感じたり、首を振るなど体を動かすと痛みいっそう強くなるようなら、髄膜炎の可能性はさらに高くなります。

 

髄膜炎は細菌やウイルスの感染によって脳と脊髄をおおう髄膜に炎症が起こる病気です。

 

かぜの頭痛より強く、2~3日経っても症状が軽くならないのが髄膜炎による頭痛の特徴です。

 

場合によっては命を落としたり、治っても後遺症が残ることもあります。

脳出血

急に起こる頭痛で、痛みが徐々に強くなっていき、吐き気や嘔吐に加え、手足の感覚が麻痺したり、ろれつが回らない、半身が動かせないといった症状がある場合は、脳出血が疑われます。

慢性硬膜下血腫

高齢者などがとくに注意したいのが、慢性硬膜下血腫です。

 

頭を打つなどした1~2カ月後に頭痛が起こってきます。

 

頭痛そのものよりも、頭がぼんやりするとか、もの忘れといった認知症に似た症状が目立つこともあります。

 

たとえばちょっとした拍子にテーブルや鴨居に頭をぶつけたといった些細な打撲が原因になることも少なくありません。